黒猫さんと白鮫さん
黒の教団、神田は送られてきた手紙を読んでいた。
「ユウ、誰からさ?その手紙」
「・・・」「ユウ?」
「ラビ。お前、イタリア語わかるか?」
・室長室
「え? 別にかまわないけど。めずらしいね、神田君が休みを欲しがるなんて」
「ユウに挑戦状が来てたんさ。イタリアのスペルビ・スクアーロってヤツから」
「へえ、神田に挑戦状なんて。物好きな人もいますね。」
いつのまにやら、アレンとリナリーも会話に入る。
「イタリア語で書かれててさ、全然読めなかったんだよな、ユウ」「うるせぇ」
「そうだ、イタリアといえば。アレン君、リナリー、ラビ。君たちも神田君と共に、イタリアに向かってもらうよ」
コムイの眼が変わる。リナリーたちはそれが任務の指示だと気づく。
「イタリアに、最近急激に勢力を上げているマフィアがいるんだ。千年伯爵に協力したことで、力をつけたという噂がある」
「そのマフィアの調査が、今回の任務ね」
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・イタリア
任務の調査は収穫ゼロ。任務を一時中断し、神田は手紙の場所へと向かう。
そこにいたのは
銀色の長髪、左手にくくり付けた剣。スペルビ・スクアーロだった。
「うぉぉぉい、テメェが剣士のエクソシスト、神田ユウか。待ってたぞ。」
「アンタがスクアーロか。随分気の荒いモヤシだな」
「モヤッ・・・?!このコンブ頭が!刻み昆布にしてやろうか」
「だいたい、挑戦状は英語で書け。イタリア語わかんねーんだよ。しかもいたるところ、つづり間違えやがって」
「うるせぇ!俺だって英語わかんねーんだよ!」
二人のやり取りを聞いていたリナリーたち
「・・・よく、手紙届いたね」「読めて、ここに着けたのもスゲェさ」
「まあいい。そろそろ始めるぞ」
両者剣を構える。切り込んだのは、同時だった。競り合い、神田はスクアーロの剣をなんとかはじく。
しかし、すぐにスクアーロの剣が脇腹に迫る。間一髪、六幻で防ぐ。
両者、一度下がって間合いを取り、再び激しい戦いとなる。
アレンは唖然としながら戦いを見守る
「これ、一応ギャグ小説として書いてるんだから、そこまでマジバトルしなくても」
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見物席では、ヴァリアーとエクソシストが対面
「へえ、アンタらもエクソシスト?」
「ごめんなさいね。忙しいのに、ウチのスクアーロが」
「いいえ」
リナリーを見た瞬間、レヴィの脳内では
帽子にカメレオンを乗せたヨッシーがレヴィの心を打ち抜いた。
「それにしても、日差し強いわね」「やよねぇ、日焼けはお肌の大敵なのに」
リナリーの頭上が陰る。レヴィがリナリーに電気傘をさしていた。
「日傘ではないが、無いよりはましだろう」「ありがとうございます」
レヴィは赤らめた顔を見られないように、その場を離れる。
「そういえば、あの二人の組み合わせ。なんかどっかで見たような気するんさ」
「あー、王子も」
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神田は右腕をだらりと下げる。ひどい衝撃を受け、いうことをきかない。
さっきの攻撃は、これを狙ってか。
脇腹への攻撃はフェイント。六幻を叩きその衝撃で、腕を麻痺させる鮫衝撃。
治癒力の高い神田でも、腕が回復するまで時間がかかる。
それまで左腕がもつか
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「にしても、ただ見てるだけってのも。飽きてくるさ」
「こんなこともあろうかと、ゴーラモスカにポップコーン調理の機能をいれておいたよ」
「お!準備いいさ」「お代は300円からだよ」
マーモンの用意したポップコーンをつまみながら、わきあいあいとするエクソシストとヴァリアー。
「あ、これ」 足元の敷物に眼をやるアレン。
「ああ、レッドカーペットだけど」
「「・・・」」何かが通じ合う、ベルとアレン
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神田は岩壁へ走る。
なんだ、わざと追い込まれている。罠か?だが、悪あがきだ
「終わりにするぞ!」鮫特攻が放たれた。
鮫の牙にかかる瞬間、神田は岩壁を蹴り上げ、攻撃を回避する。
スクアーロの頭上めがけ、六幻を振り下ろす。スクアーロは剣で防ぎ、反撃にでるが、神田はそれを彼の背後へことで回避する。
義手を折り返し、背後への攻撃。だが神田も後ろへのけ反り、ギリギリのところでかわす。
戦況は振り出しに戻った。
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一方アレンたちは
レッドカーペットが敷かれたお立ち台に上るベルとアレン。
「王子のベルフェゴールで~す」「クラウンのアレンで~す」
「「二人合わせてプリンス・クラウンで~す」」
レッドカーペットで遊んでいた。
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「「・・・」」
神田とスクアーロは同じことを考えていた。一度剣を下ろし、同時に見物席に向かって叫ぶ。
「「うぉぉぉい!!テメェら、遊ぶなら他所でやれぇ!」」
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剣士たちの戦いを遠くから見ている者がいた。アレンたちが探していた人物だ。
「おやおや、名門マフィア、ヴァリアーを見つけたと思ったら。あなた方のお目当ても見つかるとは」
男は相棒の方を振り向く。
「全く。鴨が葱を背負って来る、ならぬ、ヴァリアーがエクソシストを背負ってくるとは」
相棒は細身の甲冑、カブトの隙間から不気味な眼が見える。








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